企画生産部 / 部長

平山 祐一

/ YUICHI HIRAYAMA

人への思いやりを大切に、


顧客視点をもった強いチームを創る

あたり前のことができる
チームを目指す

採用担当(以下「採用」):今回の社員インタビューは、ETRÉ TOKYO事業部(以下「ETRÉチーム」)担当部長の平山祐一さんです。よろしくお願い致します。まず初めに、平山さんが当社に入社された動機をお聞かせいただけますか?

平山祐一(以下「平山」):私の入社動機は、ETRÉチーム全体の業務を円滑に動かすため、自分自身の経験とスキルを活かしたいと考えたからです。入社当時のETRÉチームは、商品企画のスケジュールや進捗情報が、営業やPRなどの他のセクションと連携が上手く機能しない時があり、事業運営に課題を抱えていました。そのため、実績の分析が十分行えていなかった結果、次の販売戦略があやふやになってしまう状況だったため、生産管理と事業運営の両面から、これまでの業界経験を活かせる場だと感じたことが入社の動機です。

採用:入社された後の同僚や会社の印象はどうでしょうか?

平山:当社のチームメンバーは、これまで経験してきたブランドのチームから比べると若いメンバーが多いというのが印象でしたね。

採用:ETRÉがブランドとして産声をあげてから、本年(2021年現在)で4年目となります。先程、チームのメンバーが若いというお話でしたが、入社当時を振り返りチームはどのように成長してきたと思いますか?

平山:私が入社した頃を比較すると、チーム力は確実に上がったと感じます。業務を行うために必要なスキルや情報の共有できるようになりました。その結果、業務のPDCAが回るようになり、スタッフの意識の変化も生まれ、能動的に自分の担当する業務を遂行できるようになってきたと思います。

採用:成長の過程の中で、この仕事は大変だったな、と思うエピソードがあればお聞かせいただけますでしょうか?

平山:正直、私個人としては、この仕事は大変だったなというエピソードはないです。

採用:意外な回答です。業務上の課題が見えていると、ご苦労も多かったと推察していました。

平山:チームやスタッフの考えや行動パターンを考慮しつつ、「自分が思うあたり前のことを、あたり前にできるようにする」にしていった結果が、今のチームの姿ですね。

お客さまの立場にたって、
すべての業務を考える

採用:平山さんの担当される業務は、商品の企画、生産管理、さらには事業部全体の係数管理まで、非常に幅広い職責を担われております。この採用ページを見て下さっている方の中には、これから我々の業界を目指そうとしている方や現在は別の職種に従事されている方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にどのような業務を行われているか、ご説明をいただけますでしょうか?

平山:業務の概要となりますが、
まず商品企画の業務としては、主にはMD的な業務とスケジュール管理です。予算をもとに月別のアイテム別型数計画を作成し、ディレクター・デザイナーと共有します。トップダウンではなく、ディスカッションを行い、型数と強化アイテムを決定していきます。ディスカッションの内容をベースにデザイナーとディレクターでおこしたデザインでサンプルを進行していきます。また、仕事を進めていく上で、デザイナーが業務を行いやすい環境づくりにも配慮しています。

続いて生産管理の業務としては、主には原価管理とスケジュール管理です。設定上代(販売予定価格)に対して適正原価になるよう、仕入先と調整作業を行います。サンプルから量産の納品までのスケジュール管理を行い、進行途中におきたトラブルの対応を行います。

最後に事業部全体の係数管理としては、売上・仕入・在庫のバランスの管理です。売上・仕入の進捗を管理し、担当セクションと情報を共有し、最終的に期末在庫が適正在庫になるように運用していきます。

採用:入社動機として、「チーム全体の業務を円滑に動かす」ことを挙げられましたが、現在のお仕事のやりがいをお聞かせいただけますでしょうか?

平山:我々は、事業部、管理部を問わず、小さな所帯ですので、セクション(業務領域)の隔たりをなく仕事を進めていくことが大切だと思っていますし、それが出来ているチームだと思います。チーム一丸となって目標を設定し、その達成のために自分自身が潤滑油な存在として仕事に取組めていると感じる時に、仕事のやりがいを感じますね。

採用:他の社員にも会社の雰囲気や特徴をお伺いすると、メンバーの仲が良く、チーム一丸となって取り組む風土があると回答がありましたが、平山さんはどう感じていますか?

平山:一言でいうと「和気藹々」ですね。雰囲気がいいので、立場関係なく発言がしやすくアクションがおこしやすい。躊躇することがないので、提案から決定までが早く、次々に新しい取り組みが行える。また新しいメンバーが溶け込むのも早いと思います。

採用:私も昨年夏からETRÉチームの一人として一緒に仕事をさせていただく中で、団結力の強いチームだと誇りに感じています。また一人ひとりがプロ意識をもっていると思います。以前、二階戸事業部長の話の中で印象的だったのが、例えばSNSにおけるスナップ撮影一つとっても、どう見せることが、我々が遡求したい表現なのか、常に改善を繰り返してきたというエピソードを伺いました。平山さんの立場で、仕事に対するこだわり、またお客さまに対する想いという点で大切にしていることがあれば、お伺いできますでしょうか?

平山:我々はサービス業です。対象はお客さまとなりますので、お客さまの立場にたって判断ができているかが重要になってきます。全ての業務において、結果ただの自己満足になってしまっていないかを常に気に留めています。それはチームのメンバーに対しても同じ考えです。各メンバーの立場や考えを尊重しながら業務を行うよう心がけています。

思いやりをもった仕事は、
かならず報われる

採用:続いて、1日の大まかな仕事のスケジュールをお伺いできますでしょうか?

平山:1日のスケジュールは、次のような感じです。

採用:今回、インタビューをお願いした方に、1日のスケジュールについてアンケートを実施させていただいた中で、平山さんが出社して最初に行う仕事として「数値確認(販売実績の確認)」を挙げられました。マネジメントを担われる平山さんの立場では、重要な仕事の1つかと思いますが、この業務を朝一番に行うのは何故でしょうか?

平山:アパレルは生ものです。日々状況が変わりますので、その日に行えるアクションに漏れがないように朝一番に数値を確認し把握するようにしています。

採用:最後となりますが、今、当社の採用に応募を検討してくださっている方に、平山さんが会社の好きなところをお話いただけますでしょうか?

平山:先ほどの回答にも重複するところもありますが、私は、仕事をしていく上でやはり、人を思いやる気持ちを大切にしたいと常に思っております。それは必ず自分に還ってきます。お互いを思いやれる間柄を大切にしたいと考えています。当社の社員は、年齢や経験に関係なく、全員が自分の役割に責任を持って行動する姿勢を持ち備えていることが、会社とって一番よいことだと思います。また忌憚なく発言し、より良い商品・サービスを提供していこうという風土は誇りに感じています。